2026年7月16日木曜日

【名古屋ものづくり散歩】トヨタとノリタケをめぐる一日

赤レンガの塀に沿ってトヨタ産業技術記念館の入口へ続く道

【名古屋ものづくり散歩】トヨタの技術とノリタケの美に出会う一日

午前はトヨタ産業技術記念館で機械と自動車の歴史を、午後はノリタケミュージアムで陶磁器の美しさを楽しんだ一日の記録です。

名古屋のものづくりを感じられる2か所を訪れました。午前はトヨタ産業技術記念館で織機や自動車の展示をじっくり見学し、午後はノリタケの森へ。機械、自動車、陶磁器という異なる分野のものづくりに触れられて、一日を通して見どころの多いコースでした。

この日の流れ

1 トヨタ産業技術記念館
2 記念館内レストランでランチ
3 ノリタケの森・ノリタケミュージアム
4 かき氷で休憩

🏭 トヨタ産業技術記念館へ

まず向かったのはトヨタ産業技術記念館。赤レンガの塀に沿って歩いていくと入口が見えてきます。エントランスに入ると、シンボルの環状織機がどんと構えていて、ここから見学スタートです。

エントランスロビーの環状織機と記念館の看板

エントランスではシンボルの環状織機がお出迎え

🧵 繊維機械館

最初の展示は繊維機械館。赤レンガの建物の中に、昔の織機や紡績機がずらりと並んでいて圧巻です。スタッフさんが実際に機械を動かしてくれる実演もあり、順番に見ていくと織物ができるまでの流れがよく分かります。

赤レンガの壁に織機がずらりと並ぶ繊維機械館

赤レンガの建物に織機がずらり。圧巻の繊維機械館

スタッフによる織機の実演の様子

ガシャンガシャンと迫力ある織機の実演

織機の実演

繊維機械館では、スタッフさんが昔の織機を目の前で動かして見せてくれます。ガシャンガシャンという大きな音と動きは、写真で見るよりずっと迫力がありました。

⚙️ 大型機械と実演

館内には、かつて工場を動かしていた大きな蒸気機関も展示されています。窓の外の赤レンガと合わさって、当時の工場の雰囲気が伝わってきます。金属加工のコーナーでは鋳造の実演を見ることができて、バイオリンを弾くロボットにも出会えました。

大きなはずみ車のついた蒸気機関

工場を動かしていた大きな蒸気機関。迫力があります

ルツボから溶けた金属を注ぐ鋳造の実演

目の前で見られる鋳造の実演にドキドキ

バイオリンを演奏するパートナーロボット

バイオリンを弾くロボットにびっくり!

鋳造の実演

溶けた金属を坩堝から型に注ぐ様子を、すぐ近くで見せてもらえます。自動車の部品づくりの原点を体感できる、おすすめの実演です。

🚗 自動車館

続いて自動車館へ。広いホールには、トヨペット・クラウンやトヨタ2000GTなど、時代を代表するクルマがずらりと並んでいました。館内には、自動車の組立工程を再現した展示や大きな産業用ロボットもあり、完成したクルマだけでなく、どのように作られているのかも見ることができました。

トヨペット・クラウンを中心に旧車が並ぶ自動車館のホール

懐かしい名車がずらりと並ぶ自動車館

自動車の組立エリア全体を上から見下ろした様子

上から見ると、自動車の組立工程の広さがよく分かります

車体にエンジンや足回りを組み付ける工程の再現展示

車体にエンジンや足回りを組み付ける工程を再現

自動車づくりに使われる大きな産業用ロボットの展示

自動車づくりを支える大きなロボットも間近で見られました

丸いヘッドライトのトヨペット・クラウン

丸いライトが愛らしいトヨペット・クラウン

白いトヨタ2000GTの側面

憧れのトヨタ2000GT。美しいフォルムにうっとり

🍴 記念館内レストランでランチ

見学の合間に、記念館内のレストランでランチにしました。チーズがたっぷりのったハンバーグでひと休み。ランチョンマットが織機の絵になっているのも、記念館らしくてかわいいです。

チーズのせハンバーグのランチプレート

ランチはチーズたっぷりのハンバーグ

織機の絵が描かれたランチョンマット

ランチョンマットも織機の絵でかわいい

🌳 ノリタケの森へ

午後はノリタケの森へ移動しました。緑の芝生と赤レンガの建物が広がる、街なかとは思えない落ち着いた場所です。

木陰から見るノリタケの森の看板と赤レンガ建物

緑がきれいなノリタケの森に到着

🏺 クラフトセンター

クラフトセンターでは、陶磁器ができるまでの工程を間近で見学できます。焼く前の真っ白な猫の置物がずらりと並んでいたり、フクロウの置物がパーツごとに分解して展示されていたり、思わず見入ってしまう工程ばかりでした。

鋳込み成形されたばかりの白い猫の置物の列

焼く前の猫ちゃんたちがずらり。かわいい!

フクロウの置物のパーツ分解展示

フクロウの置物はこんなパーツからできているそう

ノリタケの陶磁器製造工程

クラフトセンターでは、成形から乾燥、焼成、絵付けまでの流れを順番に見学できます。小さな置物も、一つひとつ手間をかけて作られていることが分かります。

✨ ノリタケミュージアム

続いてノリタケミュージアムへ。入口では金彩の大きな花瓶が出迎えてくれます。壁一面のカップ&ソーサーのコレクションや、オールドノリタケと呼ばれる華やかな作品の数々に、時間を忘れて見入ってしまいました。

ミュージアム入口の金彩の大きな花瓶

ミュージアムの入口で豪華な花瓶がお出迎え

壁一面に並ぶカップ&ソーサーのコレクション

壁一面のカップ&ソーサーに目移りしてしまいます

金彩とバラで装飾されたオールドノリタケの蓋付き飾壺

金彩とバラが見事なオールドノリタケの飾壺

立体的な龍の装飾がついたコーヒーセット

立体的な龍が巻きつくコーヒーセット

オールドノリタケの装飾

明治から昭和初期にかけて輸出されたノリタケ製品は「オールドノリタケ」と呼ばれています。金彩を盛り上げる細かな手仕事の装飾は、間近で見るほど美しさが際立ちます。

🧱 赤レンガの建物と庭園

見学のあとは、敷地内をのんびり散策しました。青空に映える赤レンガの旧工場と、小川の流れる芝生の庭園。ベンチに座ってひと息つくのにちょうどいい場所です。

青空と赤レンガの旧工場建物

明治時代から残る赤レンガの建物が素敵

芝生と小川が広がるノリタケの森の庭園

小川のせせらぎが心地いい庭園でひと休み

🍧 かき氷で休憩

たくさん歩いたあとは、最後に立ち寄ったお店で台湾かき氷をいただきました。マンゴーがたっぷりのった、ふわふわのかき氷。歩き疲れた体に甘さが染みて、一日の締めくくりにぴったりでした。

マンゴーがたっぷりのったふわふわのかき氷

歩いたあとのマンゴーかき氷が染みます

最後のまとめ

トヨタ産業技術記念館では、織機から自動車へと続くものづくりの歴史を、実演とともに楽しみました。ノリタケミュージアムでは、陶磁器の技術と美しさをじっくり味わえました。機械と陶磁器、分野は違っても、名古屋のものづくりの奥深さを感じられる一日でした。