2012年1月27日金曜日

オンライン用イメージ その2

先回、国内出願のJPGイメージのフォーマットについて挙げました。

PCT出願のJPGについては、国内出願と扱いが異なるので少しお話しします。

さて、PCT出願は、国内のJPGイメージをそのまま利用すると・・・・・・!

文書チェックにおいて警告が出ます。

これは、国際公開時にイメージがJPEGのグレースケールからTIFFの2値へ変換され、

イメージが不鮮明になることに対する警告だそうです。

不鮮明なイメージで提出したくないので、

ここはPhotoshopでディザ処理し、対応します。



まず、Photoshopでディザ処理したいイメージを開きます。

イメージ>モード>モノクロ2諧調>で誤差拡散法(ディザ)を指定して、




















名前を付けて、GIF形式で保存します。


ご参考までに

   グレースケール(左) とディザ処理(右)












これを特許庁に提出です。



ちなみにモノクロ2値はこれです。

   グレースケール(左) とモノクロ2値(右)













~特許庁マニュアルより~
明細書・請求の範囲・要約書・図面の写真などのイメージは、
BMPまたはGIF形式のモノクロ2値で作成した上で、確認することをお勧めします
(モノクロ2値でもディザをかけることで、擬似階調表現が行えます)。

中村


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