PCT出願のJPGについては、国内出願と扱いが異なるので少しお話しします。
さて、PCT出願は、国内のJPGイメージをそのまま利用すると・・・・・・!
文書チェックにおいて警告が出ます。
これは、国際公開時にイメージがJPEGのグレースケールからTIFFの2値へ変換され、
イメージが不鮮明になることに対する警告だそうです。
不鮮明なイメージで提出したくないので、
ここはPhotoshopでディザ処理し、対応します。
まず、Photoshopでディザ処理したいイメージを開きます。
イメージ>モード>モノクロ2諧調>で誤差拡散法(ディザ)を指定して、
名前を付けて、GIF形式で保存します。
ご参考までに
グレースケール(左) とディザ処理(右)
これを特許庁に提出です。
ちなみにモノクロ2値はこれです。
グレースケール(左) とモノクロ2値(右)
~特許庁マニュアルより~
明細書・請求の範囲・要約書・図面の写真などのイメージは、
BMPまたはGIF形式のモノクロ2値で作成した上で、確認することをお勧めします
(モノクロ2値でもディザをかけることで、擬似階調表現が行えます)。
中村
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